北海道空知地域の「酪農」と「ワイン生産」に関わる施設を巡り、何かを感じてください。
※募集人員は、定員になり次第終了いたしますので予めご了承ください。
みどころ
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札幌の隣、江別市に位置し、敷地はサッカー場100面分以上にもなります。牛は鎖で繋がないフリーストールという飼育方法でのびのびと育てられています。常に新しいことにチャレンジすることをモットーに取り組んでおられ、地域の周辺環境にもできる限配慮された酪農を取り組まれています。搾乳舎地下ピット、バイオガスプラント、排水処理用人工湿地等、最新鋭の施設を見学して頂きます。牧場が生産する乳製品の販売も予定しています!
小林牧場同様、江別市に位置する酪農学園大学は、「三愛精神に基づく健土健民」を教育基本方針とし、教育・研究が行われています。「三愛精神」は、「キリスト教による人間教育を基本に、神、人、土を愛する三愛精神と実学によって酪農人とその指導者を養成する」ことにあります。「健土健民」は、健康な「土―草―牛―乳―人」のつながり、健康な「自然-植物(作物)-動物(家畜)-食-人」のつながりを表しており、人は自然―植物―動物-食に支えられた存在であることを意味しています。この「健土健民」を実現する具体的な方法が「循環農法」であり、資料館の見学、学長による解説を通じ、これらの理念の奥深さに触れて頂きたいと思います!
水田や畑を見下ろすことができる美しい丘陵地帯にあります。栽培管理には独自に観測した気象データも有効に活用されています。ワイナリーの建物は、小樽市にあった倉庫を解体し保存していた古材を利用したもので、今秋公開、大泉洋主演映画「ぶどうのなみだ」の撮影にも使われました。直営ショップが併設されており、ワインの購入も可能です!自家栽培ぶどう100%のワイン「RICCA 雪の系譜」は残っているでしょうか…
石狩平野を一望できる小高い山の麓にあります。オーナーは稲作、畑作を手がける農家でしたが、自分が納得できる農業を探し求め、『ワイナリー』に辿りつきました。こだわりは、自家栽培のぶどうしか使わないこと。収穫量が少ない年でも、この考えは変わりません。ここの見学では、違う土壌で育ったぶどうから出来たワインを試飲してもらい、大地が醸し出すワインのテーストを味わって頂きます!
主催:日本農業気象学会2014年大会事務局