第32回気象環境研究会開催のご案内

学会員の皆様

以下の研究会開催の案内がありましたので、お知らせします。
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第32回気象環境研究会「近年の猛暑によるイネ高温不稔の顕在化とその対策」の
ご案内

近年頻発する夏季の猛暑は、イネの高温障害や減収等の被害をもたらすと懸念さ
れています。特に2018年には、7月23日に埼玉県熊谷市で41.1°Cと観測史上最高
気温を更新するなど、7月中旬から8月にかけて関東・東海および西日本各地が記
録的な高温となりました。この時期は一般にイネの出穂期にあたり、国内で初め
てイネの開花期高温不稔による被害が顕在化する可能性が懸念されました。そこ
で、農研機構はイネの高温障害を専門とする部門、研究者間で連携し、府県の農
業試験研究機関等にご協力いただき、国内水田での不稔発生の実態調査を実施し
ました。

本研究会では、その調査結果を報告するとともに、高温不稔に対処するための
様々な技術開発の動向を紹介し、温暖化の進行に対し、国内水田における高温不
稔の実態把握と発生メカニズムの解明、及びその適応技術の開発を有効に進める
ための今後の研究の展開について議論します。

開催日時:2022年3月14日(月) 13時10分~17時00分
開催方法:オンライン形式(Microsoft Teamsウェビナーを使用します)

主催:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門
後援:日本農業気象学会、 日本作物学会

対象:国立研究開発法人、公設試験研究機関、大学、行政部局、その他でイネの
高温不稔に関心のある方

参加費:無料

詳細情報と参加登録:
https://www.naro.go.jp/event/list/2022/02/151202.html

多くの方々のご参加をお待ちしております。
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