ご回答ありがとうございました。なるほど、トウモロコシという作目で分配は結構決まり、品種間差はあまり問題にならないということですね。また施肥については了解いたしました。ご発展を楽しみにしています。

小南様

ご質問ありがとうございます。

地点ごとに葉、茎、穂の器官別のバイオマス量が生育期間を通じて観測されている場合は、観測値を用いて品種ごとに設定することが可能です。しかし、本研究で使用している検証データは全地上部バイオマスの観測データのみであったこと、また、今後の検証としてグローバルスケールでのシミュレーションを行う際は、品種の違いを考慮せず同じ割り当てを適用することから、現時点では全地点で文献値をもとに同じ値を用いています。
施肥量に関しては、地点ごとの実際のデータがありましたので、それぞれの地点での施肥量を用いてシミュレーションを行なっております。