第31回気象環境研究会「イネの高CO2応答:FACE実験でどこまでわかったか」のご案内

第31回気象環境研究会「イネの高CO2応答:FACE実験でどこまでわかったか」のご案内

世界の二酸化炭素(CO2)濃度の年平均値は400ppmを超え、今後も上昇が予想されます。将来の高CO2濃度が作物や生態系に及ぼす影響を明らかにすることは、農業分野の気候変動対策の基本となります。今から20年前、当時の農業環境技術研究所と東北農業試験場は、野外で水田にCO2を放出し、約50年後に予想される高いCO2濃度環境に対するイネの応答を調べるFACE実験を、岩手県雫石町で開始しました。このFACE実験は、雫石で7年、茨城県つくばみらい市に場所を移してさらに8年実施され、2017年をもって終了しました。本研究会では、つくばみらいFACE実験でこれまでに得られた研究成果を紹介するとともに、残された課題や、成果の品種開発などでの活用を含めた今後の研究の展開方向について議論します。

開催日時:平成30年3月7日(水)13:00~17:15
開催場所:つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)
主  催:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター
対象範囲:研究機関、行政部局、大学等でCO2濃度上昇による農業への影響に関心のある方
参 加 費:無料
申込締切:平成30年2月28日(水)
詳細情報と参加登録:
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2018/01/079226.html

多くの方々のご参加をお待ちしております。

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