日本農業気象学会は、農業生産と気象の関係、農耕地における気候、微気象の成り立ち、耕地・施設環境の改善・調節などに関する知識の向上と普及を目的として、英文学術誌「Journal of Agricultural Meteorology」と和文学術誌「生物と気象」の定期刊行(1、4、7、10月の年4回)およびオンライン発行、学会大会、研究会、講演会、シンポジウム開催などを行っています。2015年刊行の第71巻以降、英文学術誌にインパクトファクターが付与されています。また、専門的な領域の問題を検討する3つの部会と「若手研究者の会」があり、活発に活動しています。さらに若手研究者の海外渡航費補助制度を設けるなど、研究者の交流・育成にも力を注いでいます。なお、当学会には地域別に7つの支部があり、支部研究発表会、支部会誌の発行など、それぞれ目的達成に必要な地域活動を行っています。
研究・普及活動の分野
日本農業気象学会の活動分野は広範囲にわたりますが、例えば、次のように分類できます。
- 作物気象反応、収量予測、適地判定
- 施設内の環境調節
- 気象災害、気象改善
- 気候、生物季節
- 接地気象、物理気象、局地気象
- 生物生産システム(植物工場、植物組織培養)
- 農業情報システム
- 測器、測定法
会員の種類と学会費
- 正会員(個人) 8,500円
- シルバー会員 5,000円
- 学生・ポスドク会員 2,000円
- 購読会員(図書館など) 8,000円
- 賛助会員(会社等) 1口 30,000円
学会員の特典
- 正会員、シルバー会員、学生・ポスドク会員、名誉会員(外国在住の会員を除く)
- 総会に出席して、議事に参加できる。
- 学術誌の配布を受ける。
- 日本農業気象学会賞の受賞者を推薦できる。
- 日本農業気象学会賞の受賞者の推薦を受けることができる。
- 会則の定めるところにより、役員を選出できる。
- 購読会員(官民の図書室、資料室などが公費で学術誌を購入する場合)
- 学術誌が配布される。
- 賛助会員(民間の会社の不特定多数の方々が、学会を利用または援助をするために公費で会費を払う場合)
- 学術誌が配布される。
- 本学会の主催する展示会で優先的にスペースが与えられる。
- 研究会、講演会、見学会などに、1口につき3名まで出席できる。
- 本学会ホームページに賛助会員名簿と業務内容が掲載できる。